”プチ” 鉱物講座

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【第16回】ケイ酸塩鉱物を学ぶ③

テクトケイ酸鉱物(つづき) 前回は、石英を例にテクトケイ酸塩鉱物の立体網目構造とその電気的な安定のしくみを見てきました。今回は、もう一つの代表的なテクトケイ酸塩鉱物である長石を取り上げ、テクトケイ酸塩鉱物が金属イオンと結びつ...
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【第15回】ケイ酸塩鉱物を学ぶ②

1. ケイ酸塩鉱物の分類 具体的に、ケイ酸イオン (SiO₄⁴⁻)と金属イオンはどのように結合しているのでしょう?過去の記事でも取り上げた、オリビンガーネット石英長石を例にその様子を考察していきます。ですが、その前に押さえて...
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【第14回】ケイ酸塩鉱物を学ぶ①

1. 地球の表面を形成する鉱物 ”ケイ酸塩鉱物” という言葉は、天然石の本などで、必ずと言っていいほど出てくる用語です。その理由は、ケイ酸塩鉱物が地球の表面(地殻【ちかく】)を形成する鉱物の約90%を占めているためで、いわ...
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【第13回】さまざまな長石

長石(フェルドスパー)は、地球の地殻を構成する最も一般的な鉱物群で、地殻の約60%を占めています。主に、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、カルシウム(Ca)から構成されるアルミノケイ酸塩です。 アルミノケイ酸塩とは ケイ酸...
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【第12回】ペリドット(かんらん石)

ペリドットとは? ペリドットとは宝石名で、鉱物としての名称は「オリビン」といいます。もともとは、オリビンの中でとくに宝石品質のものを ”ペリドット” と呼んでいましたが、天然石(ジェムストーン)においてもペリドットが一般的な...
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【第11回】ガーネットの種類

自然界で見られるガーネットの結晶は、特に岩石中で見つかるものは小さく、コロコロした形をしていることが多いです。その姿が柘榴(ざくろ)に似ていることから、「柘榴石」という和名が付けられています。 結晶の形状は、菱形十二面体(り...
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【第10回】石英の仲間たち

石英は、微量の不純物や内包物の有無により、多種多様な形態を持っています。 石英の一形態といえる「石英グループ」とちょっと違うけど、石英と関係が深い石をまとめて相関図にしたものがこちらです⬇︎ ...
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【第9回】アベンチュリンは水晶?

アベンチュリンって、和名で「砂金水晶」とか「砂金石英」って書いてあるけど、水晶なの? その答えは、イエスでもあるし、ノーでもある。 ??? どうして、こういう答えになるか見ていきましょう。 ...
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【第8回】鉱物で見る美しい光学効果

キャッツアイ効果(シャトヤンシー) 鉱物内部の繊維状の結晶や内包物が、整然と配列していることにより生じます。光がこれらの繊維状の構造で反射することで、狭く集中した光の筋が生じ、見る角度を変えると動いているように見えます。 ...
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【第7回】「輝き」のしくみ

「輝き」の要因 輝きって何によって決まるの? 鉱物の ”輝き” は主に、 「光沢(こうたく)」 「屈折率(くっせつりつ)」 「分散度(ぶんさんど)」 「光の散乱(さんらん)」 によ...
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