1日目
いざ京都へ。
前回(7年前)は東京駅まで高崎線を利用したのですが、今回は体力面を考慮した『疲れない旅』を目指しているので、本庄早稲田からの出発です。

久々の上越新幹線。
いまや乗車券もチケットレスのようで、スマホかざしてGO! です。
たまには乗らないと時代の進歩についていけなくなるな…

東京駅で駅弁買いました。
列車の旅といえば、駅弁でしょ!

京都到着。
今回宿泊する「ヴィアインプライム京都駅八条口」。
思ったより駅近で良かったー。
チェックインにはまだ少し時間があるので、荷物預けて京都水族館へ。

入館していきなりオオサンショウウオが現れる!

クラゲの幻想的な世界。

ペンギンとイルカのショー。
水族館の定番ですな。

続いて、京都タワー。
いつのまにか「ニデック京都タワー」になってます。

前回行きそびれた展望台へ。
京都市内が一望できますが、さすがに金閣寺は見えなかった…
初日はこれくらいにして、翌日の奈良に備えて体力温存。
2日目
ホテルの朝食は京都のおばんざい。
美味すぎて感動!

繊細な味付けで和のテイスト満載のビュッフェ。
種類多すぎてどれ食べるか悩みます。
朝からお腹いっぱいで出発です。

京都から奈良へは快速で50分ほど。
奈良といえば鹿のイメージですが、奈良公園とかにいるのかと思ったら、
ふつうに県庁前の道にいるのでびっくり。
そして、
目的地はJR奈良駅からバスで35分ほどの「円成寺」です。
奈良には有名な寺社がたくさんありますが、そこまでメジャーではない円成寺は市街地から少し離れた山の方にあります。
バスのフリーパスの範囲からも外れているので観光客も多くなさそうですが、そこには運慶作の国宝「大日如来」があります。
今回の旅行計画はこれを見に行くというのが、発端です。

最寄りのバス停「忍辱山」に着いたものの、すぐ目の前にあるはずのお寺が見当たらないというまさかの展開。
うろうろ迷ったあげく、脇道を入った木々に覆われた場所にお寺の入り口がありました。

あたふたしていて、写真を撮り忘れたのでパンフレットから。
まさに山寺。
細い脇道を進んで行くと、この楼門が現れますが今は通れません。
楼門を通り過ぎてさらに進むと、やっと小さな入り口が見えてきます。
案内板くらいあって欲しかった…
そして遂に、念願の大日如来像。

仏像は撮影禁止なので、イメージだけ載せておきます。
本来は多宝塔という場所に置かれている大日如来像ですが、見やすいように別の場所に移されていて、めちゃくちゃ近くで、しかも他の観光客が誰もいないという貸切状態で存分に堪能することができました。
いやー、素晴らしい!の一言です。
来てよかったー。
ちなみに、円成寺のご本尊は本堂の「阿弥陀如来」です。
着いて最初に見たはずですが、もはや記憶が…

続いて向かったのが、「興福寺」です。
うってかわって、こちらは観光地のど真ん中。
広い境内と多くの観光客。
東金堂、中金堂、国宝館を見てまわりました。
五重塔は修復中でした。

仏像のお目当てはなんといっても「阿修羅像」です。
国宝館に展示されていました。
実物もやはり端正なルックスでした。

予定では、このあと東大寺へ行くつもりでしたが、あまりの暑さにやられたため断念しました。
わかってはいましたが、想像以上の酷暑でした。
真夏に観光なんてするもんじゃない!!

時間が空いたので駅近くのガストでかき氷。
今どきのかき氷はふわふわですな。
ジャリジャリしたかき氷は好きじゃないけど、これはうまいと思った。
女子がハマるのが頷ける。
京都に戻って、2日目はこれにて終了。
3日目
3日目は京都市内をのんびり観光。
まずは、2回目の訪問となる「東寺」です。

前回は帰る日に立ち寄ったので時間を気にしながらの観光でしたが、今回は心を落ち着けて見ることができます。

入ってすぐのところに見事な蓮の花が咲いていて、非日常の雰囲気を醸し出してます。
見どころは、講堂の「立体曼荼羅」です。

荘厳な仏像群が織りなす世界観に圧倒されます。
特に、五大明王像とイケメン帝釈天が印象的です。

東寺の五重塔。
うーん、逆光。
円成寺の大日如来に次いで見たかったのが、観智院にある「愛染明王像」です。
観智院のご本尊は五大虚空蔵菩薩ですが、個人的には愛染明王のほうが強く印象に残っています。

当然、撮影は禁止なのでイメージ画像で。
やはり、何度見ても素晴らしい。
じゅうぶん東寺を満喫したあとは、いよいよ買い付けの時間です。

四条河原町から寺町通、新京極通を見てまわり、修学旅行気分を味わいつつ「クリスタル•ワールド三条本店」へ。
石選びに没頭しすぎて、ここでも痛恨の写真なし。
カメラマンには向かないな。
さすがたくさんの石を置いているのであれこれ欲しくなりますが、観光以上に時間をかけて厳選しました。
掘り出し物もあったし、いい仕入れができました。

帰りは京都駅に立ち寄り、空中経路(スカイウォークともスカイウェイとも呼ばれる)から京都タワーのライトアップを…見たかったのですが、まだ明るかった。。。
通路自体もイルミネーションがあって、夜だったらほんとデートスポットだな、って感じです。
以上、3日目でした。
4日目
いよいよ最終日。
最後を飾るのは「伏見稲荷大社」
商売繁盛の神様、お稲荷さんの総本宮です。

京都駅から2駅ですが、通勤ラッシュ並みの満員列車。
駅には観光客が溢れています。
そのほとんどが外国人。
インバウンド恐るべし。

最初に本殿を参拝したあと、かの「千本鳥居」へ。
奥社奉拝所(通称「奥の院」)まで通じていて、そこで折り返しとなっているので、
参拝を済ませてひき返しました。
そこから先、稲荷山へ登っていく参拝ルートもあるのですが、体力的に無理。。。
御朱印とお札をいただいて早々に撤収です。
それにしても人多すぎ。
京都駅に戻って、とくに予定は入れてないけど、まだ帰りの新幹線まで5時間以上あるので、もう1カ所くらい余裕で観光できたのですが、暑すぎて動く気になれず…
イオンモール京都で時間を潰すという、これもまた一興。
都会のイオンは見応え十分。
おまけに涼しい。

そして、ガンダムに出会う。

駅構内で最後のお土産チョイスをしつつ、「本家西尾八ツ橋」で抹茶パフェをいただき、京都をあとにしました。
行けばなんとかなるさー、のノリで行った前回と違い、あらかじめ観光地を絞って時間にゆとりを持たせた今回の旅。
さらに今や、いつでもどこからでも最適なルートと時刻表の検索ができて、IC乗車で小銭がいらないというストレスフリーな移動。
ほぼ『疲れない旅』を実践できたのではないかと。
猛暑以外は。