1. チャクラとは
『チャクラ』という言葉は、サンスクリット語で「輪」または「円」を意味します。
これは、エネルギーが渦巻く輪のように表現されることから来ています。
チャクラの概念は、インドの古代哲学とスピリチュアルな伝統に由来しています。
この考え方は、紀元前のヴェーダ(インド最古の宗教文献)時代にまで遡ることができ、その後、
ヨガや瞑想、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)などの実践に取り入れられました。
チャクラとは、私たちの体内に存在する「エネルギーの出入口」や「パワースポット」のようなものです。
これは、人間が持つエネルギーの流れをコントロールする7つの主要な場所を指します。
それぞれのチャクラは、私たちの体の特定の部分に位置していて、エネルギーが集中する場所であり、生命力(または “気”)が最も強く流れているところです。
以上のような視点から、
チャクラは我々の「心と体のエネルギーのバランスを保つための重要なポイント」だと考えられています。
2. 7つのチャクラ
第1チャクラ(尾てい骨)
- 人間が生きていく上で基本的な安全や生命エネルギーと関連しています。
- 骨盤のあたりに位置します。
- 赤色・黒色が関連色です。
※黒色を第0チャクラ(足の裏)とする分類もあります。
第1チャクラの石
レッドジャスパー、ガーネット、ブラックトルマリンなど。
第2チャクラ(丹田)たんでん
- 人間の創造性や情緒のバランス、性的欲求と関連しています。
- おへその下に位置します。
- オレンジ色が関連色です。
第2チャクラの石
カーネリアン、オレンジカルサイトなど。
第3チャクラ(みぞおち)
- 自信や自己のアイデンティティと関連しています。
- おへそ周辺に位置します。
- 黄色が関連色です。
第3チャクラの石
シトリン、タイガーアイなど。
第4チャクラ(胸)むね
- 愛情や共感、感受性といった感情と関連しています。
- 心臓周辺、胸部に位置します。
- 緑色・ピンク色が関連色です。
第4チャクラの石
ローズクォーツ、翡翠、アベンチュリンなど。
第5チャクラ(喉)のど
- 自己表現やコミュニケーションと関連しています。
- 喉の部分に位置します。
- うすい青色(水色)が関連色です。
第5チャクラの石
アクアマリン、ターコイズ、ラリマーなど。
第6チャクラ(眉間)みけん
- 直観力や洞察力、知識力と関連しています。
- 「第三の眼」があるとされる、眉間のすぐ上に位置します。
- 濃い青色(藍色)が関連色です。
第6チャクラの石
ラピスラズリ、ソーダライト、アズライトなど。
第7チャクラ(頭頂)
- スピリチュアリティや悟り、神聖さと関連しています。
- 頭のてっぺん、頭頂部に位置します。
- 紫色や白色が関連色です。
※白色を第8チャクラとする分類もあります。
第7チャクラの石
アメジスト、チャロアイト、ムーンストーンなど。
3. パワーストーンの作用
7つのチャクラがバランスよく働いていると、私たちは身体的、精神的にも健康であると言われています。
そして、パワーストーンはチャクラのエネルギーバランスを保つための強力なツールとして認識されています。
それぞれの石が特定のエネルギーを放出していて、特定のチャクラと共鳴することにより、
そのチャクラが関連する領域(例えば、自信、愛情、創造性など)を強化すると信じられています。
あなたが必要とするエネルギーに対応したパワーストーンを選び、あなたのチャクラのバランスを整えるサポートに役立ててください。