古事記 第3回 自然を司る神々の誕生 ― 神生みの物語 国生みを終えた伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)は、さらに多くの神々を産み出します。これが「神生み」と呼ばれる段階です。 備考 神々の名称を〇〇神(〇〇のかみ)と表記する場合と〇〇命(〇〇のみこと... 古事記
古事記 第2回 イザナギとイザナミ ― 国生みの物語 前回、混沌とした世界から高天原(たかまがはら)が生まれ、最初の神々が現れました。今回は、ついに「国づくり」が本格的に始まる場面です。登場するのは、男女一対の神――イザナギとイザナミ。ここから、日本列島を生み出す壮大なドラマが始まり... 古事記
古事記 第1回 天地開闢 ― 世界のはじまり はじめに 『古事記』は日本最古の歴史書・神話書のひとつで、712年(和銅5年)に完成しました。稗田阿礼(ひえだのあれい)が暗唱していた神話・伝承などを、太安万侶(おおのやすまろ)が筆録しまとめたとされています。 内容は... 古事記