先日、神川町の金鑚神社を参拝しました。
拝殿だけで本殿は無く、拝殿の背後にある標高300メートルほどの御室山【御室ヶ嶽(みむろがたけ)】をご神体として祀っているそうです。
本庄市内にある金鑚神社とどういう繋がりがあるのか気になったので、
少し調べてみました。
文化庁が運営する「文化遺産オンライン」によると、
本庄の金鑚神社は『児玉郡神川町二ノ宮に所在する金鑽神社の遙宮として創建されたと伝えられる。』
そうです。
”遙宮”(とおのみや)とは、「離れた場所にある別宮」という意味で良いと思います。
うすうすわかっていましたが、やっぱりそうかといった感じです。
拝殿の左側に御嶽山登山道の入り口があって、
400m登ったところに国の特別天然記念物「御嶽の鏡岩(みたけのかがみいわ)」
があります。
約1億年前にできた断層のすべり面で、摩擦によってできた鏡のような表面が名の由来。
しかしこれが、たかが400mとあなどりました。
なかなかの急坂でまさに登山道。
はぁはぁ息を切しながら、なんとか辿り着いた次第です。
翌日、ふくらはぎが筋肉痛です(泣
道中に親子蛙がいました!
お賽銭?があります。
財運アップですね。
境内入り口付近です。
運動後の清々しい光景です(笑
重要文化財の「多宝塔」です。
余談ですが、
初めてゆえに最初、金鑚大師に行ってしまいました。
駐車場降りてから気づきましたが、せっかくなのでお参りさせてもらいました。
やはりこちらも、金鑚神社と繋がりがあるようで、
神仏習合の時代はひとつだったようです。
明治の「神仏分離令」によって分立したとあります。
本来は寺院にある多宝塔が神社境内にあったのも納得いきます。
偶然ですが、立ち寄ってよかったです。
いちど行ってみたかった神川町の金鑚神社。
本庄のほうがご近所なので、なかなか訪れる機会がなかったけれど、
念願叶いました。